XMLDB.jp

XMLDB開発支援
HOME  >  XMLDB開発支援  >  NeoCoreXMS徹底解剖 2

NeoCoreXMS徹底解剖 2

2004年7月01日 更新 <この記事はDigital Xpress 2004 Vol.20(4-5月号)に掲載されたものです>





2. NeoCore XMS を使う


次に、NeoCore XMS をインストールして使ってみる。



2.1. 評価版の入手

NeoCore XMS の評価版を、日本の販売代理店である株式会社サイバーテックのホームページ(https://www.cybertech.co.jp/)から入手する。メニューの「評価版申込み」を選択し、必要項目を入力すると、NeoCore サポートセンターからダウンロード先を知らせるメールが届く。指定されたURL から評価版をダウンロードすると、次はメールで30日間の期間限定ライセンスファイルが届く。この試用期間中は機能や CPU に制限はなく製品版と同じように使うことができる。


2.2. インストール

では、実際に、Windows 版のインストールを行なってみよう。

・ インストールはダウンロードしたインストーラの exeファイルをダブルクリックして実行し、インストーラの指示に従って必要な項目を入力してゆけばよい(図1)。今回試用したバージョンはNeoCore XMS 3.0 β(ファイルは NeoCoreXMS_3-0-20.exe) である。


図 1:インストーラの起動

・ インストール中に Default Locale とDefault Encoding を選択する。Default Locale はen とja のいずれかを選択できる。Default Encoding はUTF-8、Shift-JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP のいずれかを選択できる。

・ 次に、管理コンソール(XMS コンソール)のユーザ名(ここでは Console) とパスワードを設定する(図2)。管理コンソールをアクセスするための HTTP ポートと、データベースをアクセスするための HTTP ポートを設定する。ここではデフォルトのまま、それぞれ 7701、7700 とした。


図 2:管理者のパスワードの設定

・ 最後に、データベースへ接続するための管理者のユーザ名(ここではAdministrator)とパスワードを設定し、「Create Database」ボタンをクリックしてデータベースを生成する(図3)。これで、インストール完了である。


図 3:データベースの作成

・ インストールが完了したら、メールで送られてきたライセンスファイル(license.xml)をインストールディレクトリの neoxml\config に置く。インストールが完了すると、Windows メニューに、「NeoCore
XMS」メニューが追加され、メニューからサービス起動のための「Start NeoServer」、終了のための「Stop NeoServer」などの実行ができるようになる。Windows のサービスとしてインストールされるので、Windows 立ち上げ時に、毎回自動で起動するようになる。


2.3. XML ドキュメントの登録と検索

XML ドキュメントの登録および検索等の操作は、Web ブラウザから管理コンソールをアクセスして行うことができる(図4)。管理コンソールはWindows メニューから「Launch Console」 を選択するか、あるいはWeb ブラウザで直接、http://localhost:7701/console へアクセスする。最初にユーザ名とパスワードを聞いてくるのでインストール時に指定した管理コンソールのユーザ名(Console)とパスワードを入力する。


図 4:管理コンソール

次に、管理コンソール上部の「Database Access」タブを選んでデータベースにログインする。データベースへのログインユーザはコンソールの「User Admin」タグで作成してもよいし、管理者のパスワードのままでもよい。データ領域の区別は特にないので XML ドキュメントはすべて同じ領域に格納される。XML ドキュメントをストアするには、左のメニューの「Store」を選択する。新たなダイアログが現われるので、XML .le を指定し、「Store XML」ボタンをクリックするとXML が解析されてデータベースに格納される。サンプルのXML ドキュメントがneoxml\sample\xml に用意されているのでここではcatalog.xml をストアしてみる(図5)。


図 5:サンプルのXML をストア

ストアしたXML ドキュメントを検索するには、左のメニ ューの「Query」を選択する。XQuery Target のフィールド にXQuery 式を入力し、「Query XML」ボタンをクリックすると結果が下部に表示される(図6)。検索のサンプルもneoxml\sample\xpath にいくつか用意されているので、試してみるとよい。


図 6:XQuery で検索


2.4. サーバの管理

サーバの管理に関わる操作には2種類のものがある。ひとつは管理コンソールを用いて、ランタイムに設定を行うものである。管理コンソールで「Setting」タブを選択すると、各種の設定が可能になる画面が現れる(図 7)。この画面上で、デフォルトのエンコーディング、構成ファイルのサイズなど様々なパラメータの設定が行える。


図 7:パラメータの設定

もうひとつが、データベースの初期化やバックアップなどを行う管理用ユーティリティ(NeoXMLUtils)である。こちらは、サーバマシン上のコンソールからコマンドラインでの操作を行うものである。表1 に管理用ユーティリティを用いたコマンドの例を示す。なお、これらのコマンドを実行するときには、データベースを停止しておく必要がある。

表1:管理用ユーティリティの主なコマンド
操作 書式
データベースの作成 NeoXMLUtils CreateDB <config-dir>
データベースの削除 NeoXMLUtils DeleteDB <config-dir>
データベースの初期化 NeoXMLUtils ClearDB <config-dir>
データベースのバックアップ NeoXMLUtils BackupDB <config-dir><backup-dir>
バックアップのリストア NeoXMLUtils RestoreDB <config-dir><backup-dir>
XML データのインポート NeoXMLUtils Import <import-dir>
XML データのエキスパート NeoXMLUtils Export <export-dir>


2.5. Java プログラムからのアクセス

NeoCore XMS のAPI を利用して、Java プログラムからデータベースの操作を行うことができる。サンプルプログラムがdocs\API\Samples\Java に用意されているので、これを参考にしてプログラムを作成する。Java API は非常にシンプルで分かり易いインタフェースとなっている。図8にNeoCore XMS に接続して XML ドキュメントをストアする簡単な例を示す。

/**
 * @author yasuhiro.miyata
 * 引数のXML をストアするするクラスです。
 *
 * Usage: java StoreXMLClient <XML>
 *
 **/
import com.neocore.httpclient.*;
import java.io.*;

public class StoreXMLClient {

   public static String server = "localhost";
   public static SessionManagedNeoConnection neosession;

   public static void main(String[] args) {
      StoreXMLClient testClient = new StoreXMLClient();
      String sid = null;

      // コネクションの取得
      try{
        neosession = new SessionManagedNeoConnection(server, 7700);
      }catch(Exception e){
        System.out.println("NeoCore サーバに接続できません:" + e);
        return;
      }
      // ログイン
      try{
         sid = neosession.login("Administrator", "admin");
      }catch(Exception e){
         System.out.println("NeoCore サーバにログインできません:" + e);
         return;
      }
      //XML ファイルの読み込み
      inputStream in;
      try {
         in = new FileinputStream(args[0]);
      } catch (Exception e) {
         System.out.println("XML ファイルを読み込むことができません:" + e);
         return;
      }
      //XML ファイルのストア
      try {
         String s = neosession.storeXML(in, null, null);
      } catch (Exception e) {
         System.out.println("NeoCore エラー:" + e);
      }
      // ログアウト
      try {
         neosession.logout();
      }catch(Exception e){
         System.out.println("NeoCore エラー:" + e);
      }
   }
}
図 8:Java API を使ったサンプルプログラム

Java API を用いたクライアントはHTTP を使用してNeoServer へアクセスする。Java API についての詳細はdocs\Java_API にあるJavaDoc を参考にされたい。

▲このページのTOPへ

  • 無償で使える!XMLDB「NeoCore」
  • サイバーテック求人情報
  • メールマガジン申し込み
  • TEchScore

  • ▲NeoCoreについて記載されています!

  • ▲XMLマスター教則本です。試験対策はこれでばっちり!
Copyright (c) CyberTech corporation ltd. All ights Reserved. | サイバーテックについて | ご利用ガイド