3万円を切る廉価版のXML DB「NeoCoreXMS エントリーパック」発売開始
株式会社翔泳社
株式会社サイバーテック
～ XML DBの裾野拡大を狙う。10月から翔泳社「SEshop.com」でダウンロード販売 ～
株式会社翔泳社（代表取締役社長：佐々木 幹夫 本社：東京都新宿区、以下翔泳社）と株式会社サイバーテック（代表取締役社長：橋元 賢次 本社：東京都千代田区、以下サイバーテック）は、サイバーテックが提供するXMLデータベース（以下、XML DB）「NeoCoreXMS」をベースにしたオリジナル商品「NeoCoreXMS エントリーパック」を共同で企画、翔泳社のオンラインショップ「SEshop.com」で10月1日から販売開始した事を発表します。
背景と狙い
XML DBは近年、企業の現場部門が利用する情報系システムを中心に導入が進んでいます。
そのような背景の中で、企業やシステムベンダの開発部門から、XML DBの導入や評価、開発エンジニアの技術習得を行うためにプロジェクトの一定期間内だけ利用できるような安価な商品が求められていました。
翔泳社とサイバーテックは、XML DB「NeoCoreXMS」に独自のリファレンスマニュアルを添付、さらにオンラインで手軽に購入できる安価な商品を開発する事で、このような顧客の要望に応えるだけでなく、XML DBの利用層がさらに拡大する事を期待しています。
「NeoCoreXMS エントリーパック」の概要と価格
NeoCoreXMS エントリーパック 90日版
価格：22,000円/CPU（消費税別）
付属リファレンスマニュアル：「NeoCoreの歩き方」／「System Administration Guide」／「System Programming Guide」
対応OS：Windows版／Linux版（32bit） ※各OSごとのリリースです。
制限事項：使用期限：90日間／容量制限：400MB／アクセス制限： LocalHostのみ
NeoCoreXMS エントリーパック 180日版
価格：44,000円/CPU（消費税別）
付属リファレンスマニュアル：「NeoCoreの歩き方」／「System Administration Guide」／「System Programming Guide」
対応OS：Windows版／Linux版（32bit） ※各OSごとのリリースです。
制限事項：使用期限：180日間／容量制限：400MB／アクセス制限： LocalHostのみ
販売方法／URL
翔泳社オンラインショップ「SEshop.com」のみでダウンロード販売
http://www.seshop.com/
今後の計画
今回の「NeoCoreXMS エントリーパック」の発売を機にサイバーテックでは、XML DBの利用拡大と導入促進のための取り組みを一層強化します。10月15日には、今年で3回目を迎える日本最大のXML DBイベント「NeoCoreサミット2010」を開催、ユーザ講演を中心に、企業の現場部門におけるXML DB活用のヒントを公開する予定です。また、株式会社翔泳社は「NeoCoreサミット2010」に協賛しており、本イベントにおいてサイバーテックから「NeoCoreXMS エントリーパック」の詳細を発表する予定です。
関連URL
「NeoCoreサミット2010」Webサイト：http://www.neocore.jp
「SEshop.com」（NeoCoreXMS）：http://www.seshop.com/product/detail/10338/
「サイバーテック」Webサイト：https://www.cybertech.co.jp/
株式会社翔泳社 メディア事業部 企画営業課：堤
E-Mail：contactuse@seshop.com TEL：03-5362-3795 FAX：03-5362-3824
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当：中村
E-Mail：nakamura@cybertech.co.jp TEL：03-5577-8000 FAX：03-5577-8002
株式会社翔泳社は、最新のテクノロジーコンテンツをコアコンピタンスとし、エデュケーション、パーソナルコンピューティング&デザイン、そしてビジネス＆カルチャーという4つのテーマのもとで事業展開を行っています。書籍、雑誌といった紙メディアはもちろん、eラーニングやWebマガジン、ソフトウェア、イベント、セミナーなどさまざまなメディアへ、最適にカスタマイズされたコンテンツを提供しています。
http://www.shoeisha.co.jp/
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理（CMS）・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース（XML DB）ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。
https://www.cybertech.co.jp/
XMLデータベース（XML DB）は、ネイティブXMLデータベース（NXDB）とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。（約50倍～100倍）
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP（https://www.xmldb.jp/）をご覧ください。
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