サイバーテック、XML DB連携製品「MTCMS for NeoCore」を発表
報道関係者各位
2011年6月16日
株式会社サイバーテック
株式会社スカイアークシステム
サイバーテック、XML DB連携製品「MTCMS for NeoCore」を発表
~ スカイアークシステムのCMSパッケージ「MTCMS」を「NeoCoreXMS」のオプションとして販売 ~
株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)と、株式会社スカイアークシステム(代表取締役社長:小林 晋也 本社:北海道帯広市、以下スカイアークシステム)は、サイバーテックのXML DB「NeoCoreXMS」とスカイアークシステムのウェブサイト向けコンテンツ管理システム(以下、CMS)「MTCMS」に関して協業、両社製品を相互に販売する契約を締結した事を発表します。
背景
スマートフォンやiPadなどのスレート型PC、電子書籍や電子カタログ、デジタル教材といったコンテンツを閲覧するためのデバイスの多様化と、TwitterやFacebookをはじめとするソーシャルメディアの普及で、Webサイトを通じて企業が発信する情報の量が増えており、Webコンテンツ管理の重要性が高まっています。一方で、出版社や製造業などの企業内には再利用されていないコンテンツが大量に存在しており、コンテンツの戦略的活用や紙媒体との同時発信には、これら社内コンテンツのデータベース化が必須であると言われています。
協業の内容
サイバーテックは、企業内コンテンツの一元管理とWebコンテンツ管理の両方の効率化を実現する製品として、スカイアークシステムのCMSパッケージである「MTCMS」をXMLデータベース「NeoCoreXMS」のオプション化して販売します。この「MTCMS for NeoCore」は、NeoCore販売代理店を通じて企業に提供します。また、サイバーテックは協業の一環として、スカイアークシステムのSKYARC Solution Partnerに加盟しました。
スカイアークシステムは、シックス・アパート株式会社の世界標準のCMSソフトウェアである「Movable Type」をベースにした、CMSパッケージ「MTCMS」を「NeoCoreXMS」のオプションとして提供するとともに、「NeoCoreXMS」を顧客企業に対して販売するためのNeoCoreXMS販売代理店契約を締結しました。
今後の展開
両社は今後、自社の顧客に対して「NeoCoreXMS」及び「MTCMS」を積極的に販売するとともに、マーケティング活動を通じた新規顧客開拓を行い、売上の拡大を目指します。
今回の発表にあたり、以下のエンドースを頂いております。
シックス・アパートは、「MTCMS for NeoCore」の発表を歓迎いたします。
Movable Typeをベースとしたスカイアークシステムの「MTCMS」を活用して、「NeoCoreXMS」に蓄積された企業内の様々なデータをウェブ化することで、ワンソース マルチユースの情報活用が実現するものと期待しています。
シックス・アパート株式会社 代表取締役CEO 関 信浩
※Movable TypeはSix Apart, Ltd.の登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
E-Mail:nakamura@cybertech.co.jp TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
株式会社スカイアークシステム 東京営業所:高野
E-Mail:info@skyarc.co.jp TEL:03-3475-5101 FAX:03-3475-5108
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。「集める・ためる・活用する」を提供することを事業コンセプトとし、次の3事業を展開しています。
- コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」の提供。
- データ連携などの各種システム開発やエンジニアリングサービスの提供。
- Webインテグレーションやマルチメディアコンテンツ制作、およびHTMLコーディング・サイト運営代行・バナー制作等の各種ITアウトソーシングサービスの提供。
URL:
https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍)
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(
https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。
<株式会社スカイアークシステムについて>
スカイアークは「Web Technology Integrator」をスローガンに、ウェブテクノロジーを利用した社内ブログ構築、コンテンツ管理システム(CMS)構築、システムインテグレーションを提供しています。2006年9月に発表した社内ブログパッケージ「SKYARC Enterprise IntraBlog」の後継製品として、2009年6月、企業向けコミュニケーション・プラットフォーム「SKYARC Solanowa」を提供開始し、中小・中堅企業から大企業まであらゆる規模の組織で業務効率化を支援しています。また、シックス・アパート社の最新ウェブサイト管理ソフトウェア「Movable Type 5」のCMS機能を強化するプラグイン・ソフトウェア「MTCMS」により、幅広い規模のウェブサイト構築・運営・管理を支援してまいります。
URL:
http://www.skyarc.co.jp
<「MTCMS」について>
「MTCMS」は、「すべてのウェブサイトを、もっとかんたんに」をテーマに開発された、簡単にこだわったウェブサイト用コンテンツ管理システムです。2006年に提供開始して以来、100社を超える企業への導入実績を誇ります。「Movable Type 5」への完全対応により、Movable Typeの基本機能を最大限に活用しながら、これを補完する様々な機能(高機能WYSIWYGエディタ、データ一括登録、閲覧制限、強力な承認ワークフロー機能、Microsoft Wordを使ったページ作成機能など)を低価格で提供します。「MTCMS」により、中規模から数万ページの大規模サイトまで幅広い規模のウェブサイトを、一般的な大規模ウェブサイト用CMSよりも大幅に低価格で構築することが可能となります。また、複数存在するウェブサイトの一括管理が容易に可能となるため、人件費やサーバー運用費などのコストを削減できると同時に、情報の発信速度を加速させ、サイト訪問者の満足度向上にも貢献します。2010年には、マイクロソフト株式会社が主催する『Microsoft Innovation Award 2010』をCMS製品として初めて受賞しました。
URL:
http://www.mtcms.jp/