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サイバーテック、XMLデータベース「NeoCore」の可用性を高めるソリューションを発表

報道関係者各位
2013年10月31日
株式会社サイバーテック
サイバーテック、XMLデータベース「NeoCore」の可用性を高めるソリューションを発表

~ 障害対策を簡単に導入できる「LifeKeeper」用NeoCore専用保護スクリプトを提供 ~

株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都新宿区、以下サイバーテック)は、2013年10月31日、XMLデータベース「NeoCore」の可用性を高めるソリューションを発表しました。今回の取り組みでは、サイオステクノロジー株式会社(以下サイオステクノロジー)が提供するHAクラスターソフト「LifeKeeper」上で動作する、システム障害の検知・回復用の保護スクリプト(LifeKeeper GenericARKスクリプト for NeoCore)を提供します。この保護スクリプトを利用する事で「NeoCore」の可用性を高めるための導入作業を簡単に行うことができます。尚、本スクリプトは無償で提供され、自由に利用する事が出来ます。本内容の詳細は2013年11月15日(金)にサイバーテックが主催するXML DBイベント「NeoCoreサミット2013」で紹介します。

「NeoCoreサミット2013」の詳しい情報はこちら
https://www.neocore.jp/summit-new/neocoresummit2013_index.html

背景

サイバーテックが提供するXMLデータベース「NeoCore」は、企業内に散在するドキュメントやコンテンツ、メタデータを効率良く格納管理するデータベース製品です。近年、出版社や製造業、金融機関を中心に導入が進んでおり、情報系の基盤データベースとしてシステムに障害に対する安定稼働を実現するソリューションが求められていました。今までは、障害検知と障害回復のしくみを個別に開発する必要がありましたが、今回の取り組みにより、従来に比べてより簡単な方法で「NeoCore」のHA構成を構築する事を可能にしました。

ユーザメリット

LifeKeeper GenericARKスクリプト for NeoCore(以下、「本保護スクリプト」)の概要及びユーザが得られるメリットは以下の通りです。

  • LifeKeeperのフルサポートあるいはメンテナンスサポート及びNeoCoreの年間保守をご利用頂いているお客様であれば、無償で本保護スクリプトをご利用できます。
  • 本保護スクリプトを利用する事で、ユーザ自身がスクリプトを開発する必要がなくなります。
  • 本保護スクリプトを適用する事で、NeoCoreが稼働するサーバに障害(リソース障害とノード障害)が発生した場合でも、自動的に待機用サーバに切り替わります。
  • 本保護スクリプトは、以下のNeoCore組込みパッケージ製品にも適用可能です。
     - Publish MakerX (http://www.publish-maker-x.com/
     - XML Zaix (https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/xmlzaix/
     - PhotoCABIN (https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/photocabin/

両社の協業について

サイバーテックは、今回の協業を行うにあたりサイオステクノロジーの「LifeKeeper ソフトウェアパートナー」に加入しました。また、サイオステクノロジーは、サイバーテックの「NeoCoreアライアンスパートナー」に加入しました。今後両社はセミナーなどの共同マーケティング活動を通して本取組の普及と「NeoCore」「LifeKeeper」両製品の拡販を推進する予定です。

LifeKeeper GenericARKスクリプト for NeoCore の入手先

NeoCoreについて

XMLは元々マニュアル管理のニーズから誕生したSGMLをベースとしており、現場でのドキュメント管理やナレッジ管理などの柔軟なデータハンドリングが求められる用途に非常に適したデータフォーマットです。XML DB「NeoCore」は、構造が一定ではないXMLデータの格納に最適な"やわらかい"データベース・エンジンで、国内出荷ライセンス数は500ライセンスを超え、国内No.1シェアのXML DB/XMLデータベースです。

今回の発表にあたり、サイオステクノロジー様より以下の通りエンドースを頂いております。

サイオステクノロジーはこの度の「NeoCore」の可用性を高めるソリューションの発表を歓迎致します。「NeoCore」と「LifeKeeper」の組み合わせにより、ユーザー様が簡単に可用性の高いXMLデーターベースシステムを構築が出来るようになります。サイオステクノロジーでは今後、株式会社サイバーテックとの協業を積極的に推進してまいります。

サイオステクノロジー株式会社 事業統括ビジネス担当執行役員  川田覚也

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:渡辺
TEL:03-3513-8000 FAX:03-3513-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。「ITによる社会貢献」を目指し、次の3事業を展開しています。
1)XMLデータベース及び関連製品の提供
企業内コンテンツ管理・ドキュメント管理・ナレッジ管理に最適なXMLデータベース「NeoCore」と関連製品を提供します。
2)Webサイト最適化サービスの提供
SEO内部対策・スマホ対応・CMS導入サービスなどにより、顧客接点の強化とサイトの訪問数増加を実現いたします。
3)システム開発およびITアウトソーシングサービスの提供
付加価値の高いシステム開発とフィリピン・セブ島の自社拠点を活用したITアウトソーシングサービスを提供します。
URL:https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースとは>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、ベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍)
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はW3C標準のXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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