XMLデータベース入門以前

糸魚川茂夫/著
株式会社毎日コミュニケーションズ/発行
定価　2,940円（税込）
B5変型判・304ページ・一色
ISBN4-8399-2189-X

本書の特徴

本書は、XMLの基礎知識をはじめ、RDBとの違い、適応分野など、XMLデータベースを初心者向けに解説した本です。

基礎知識では、HTMLとXMLの違いやメタデータといった基本的な部分から、DTD、XML Schema、XQuery、XPathといったXML仕様を、RDBとの比較では、データ構造、スキーマ、データの順序性など、より踏み込んで解説しています。

付録には、ネイティブXMLデータベースである「NeoCoreXMS」の体験版がついており、それを使って、実際にDBを構築して体験できる章も設けています。また、最終章では、XML DBだけでなく様々なXMLに関連する製品、技術、ツールを紹介しています。

◆ Contents ◆

chapter1　XMLデータベースを理解するための基礎知識: 1.1　はじめに; 1.2　HTMLとXML; 1.3　XMLドキュメントの概要; 1.4　データフォーマット; 1.5　データベースの基本機能; 1.5.1　複数ユーザーからのアクセスへの対応; 1.5.2　最小の処理単位（トランザクション）; 1.5.3　アプリケーションとの独立; 1.5.4　冗長的なデータとその整合性; 1.5.5　データベースのアーキテクチャ; 1.6　メタデータとは

chapter2　XML関連の仕様: 2.1　DTD; 2.2　XML Schema; 2.3　XPath; 2.4　XQuery; 2.5　XQuery Update Facility; 2.5.1　XQueryでの更新処理

chapter3　RDBとXML DB: 3.1　はじめに; 3.2　データの種類; 3.3　データ構造; 3.4　スキーマ; 3.5　対応アプリケーション; 3.6　クエリー言語; 3.7　データの順序性; 3.8　データアクセスのためのAPI; 3.9　プロトコル; 3.10　参照整合性; 3.11　インデックス

chapter4　XMLドキュメントの格納: 4.1　リレーショナルデータベースへ要素ごとに分解して格納する; 4.1.1　リレーショナルテーブルからXMLを; 4.1.2　XMLをリレーショナルテーブルに; 4.2　検索エンジンにタグ情報とともに要素ごとに格納する; 4.2.1　検索エンジンとメタデータ; 4.3　CLOBあるいはBLOBのようなテキストあるいはバイナリデータとして一括して格納する; 4.4　リレーショナルデータベースによって提供されるXMLデータ型を使用する; 4.4.1　XMLデータ型の使用方法; 4.4.2　XMLデータ型へのスキーマの適用; 4.4.3　XQueryのサポート; 4.5　ネイティブXMLデータベースを使用する; 4.5.1　データベースの作成・管理; 4.5.2　データベースの操作; 4.5.3　XMLの格納; 4.5.4　データの検索; 4.5.5　XMLのノードの追加

chapter5　XMLアプリケーション分野: 5.1　SOA; 5.2　エンタープライズサーチ; 5.3　コンテンツ管理; 5.3.1　エンタープライズコンテンツ管理; 5.3.2　Webコンテンツ管理; 5.4　データ統合; 5.5　ビジネスプロセス; 5.6　XML EDIの普及

chapter6　実践！XML DB: 6.1　Xpriori（NeoCoreXMS）のインストールと管理コンソール; 6.1.1　Xprioriのインストール; 6.1.2　Xprioriの起動と停止; 6.1.3　NeoCore XMS（管理コンソール）; 6.2　不動産情報XMLデータベース; 6.2.1　不動産情報の概観; 6.3　不動産情報データベースの構築; 6.3.1　不動産情報のまとめ; 6.3.2　不動産情報データベースを作る; 6.3.3　不動産情報を問合わせる; 6.3.4　不動産情報を更新する; 6.3.5　不動産情報を削除する; 6.3.6　不動産情報を追加する; 6.3.7　不動産情報を利用する; 6.4　不動産情報データベースシステム

chapter7　世の中のXML関連プロダクト: 7.1　XML関連ツール、データベースの紹介; 7.1.1　リレーショナル XQuery; 7.1.2　XMLSpy 2006; 7.1.3　Sherlock; 7.1.4　BizQuery; 7.1.5　Qizx/open; 7.1.6　AquaLogic Data Services Platform; 7.1.7　Nux; 7.1.8　XStreamDB; 7.1.9　XQ2XML; 7.1.10　Cerebra Server; 7.1.11　XQuantum; 7.1.12　DataDirect XQuery; 7.1.13　Stylus Studio 5.0; 7.1.14　eXist; 7.1.15　XQEngine; 7.1.16　Derby; 7.1.17　Galax （GalaTex）; 7.1.18　Qexo; 7.1.19　Ipedo XIP; 7.1.20　xqnsta; 7.1.21　DB2 Content Manager; 7.1.22　IPSI-XQ; 7.1.23　Sedna XML Database; 7.1.24　MarkLogic Server; 7.1.25　Microsoft SQL Server 2005 Express Edition; 7.1.26　MonetDB; 7.1.27　Mono; 7.1.28　Virtuoso; 7.1.29　Oracle XQuery; 7.1.30　PHP XML Class; 7.1.31　XQBE; 7.1.32　SQL/XML-IMDB; 7.1.33　TigerLogic XDMS XML Data Management Server; 7.1.34　FluXQuery; 7.1.35　Saxon; 7.1.36　Berkeley DB XML; 7.1.37　Tamino XML Server; 7.1.38　Sonic XML Server; 7.1.39　XQP; 7.1.40　Rainbow; 7.1.41　Blixem LiXQuery Engine; 7.1.42　X-Hive/DB （XQuery Demo）; 7.1.43　NeoCore; 7.1.44　XQuare; 7.1.45　Xyleme; 7.1.46　TOTAL XML; 7.1.47　DOMSafeXML; 7.1.48　Tera Text Database System; 7.1.49　TEXTML Server; 7.1.50　OpenInsight; 7.1.51　Sybase Adaptive Server Enterprise; 7.2　XMLデータベースのプロダクトマトリックス; 7.2.1　プロダクトカテゴリ; 7.2.2　ミドルウエア; 7.2.3　開発環境、エディタ; 7.2.4　XMLデータベース; 7.2.5　ネイティブXMLデータベース; 7.2.6　XMLサーバ; 7.2.7　ラッパー; 7.2.8　コンテンツマネジメントシステム; 7.2.9　Discontinuedプロダクトリ

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